キムの紹介 - 1

「また人間の女性か!でも今回は黒髪。何かワクワクするなあ!」

「こんにちは、私の名前はキム。」

「こんにちは、私はアミーゴといいます!」

「ええ、知ってるわ。あなたに名前を付けたのは私だからね。ディエゴが思い付くわけないでしょ。」

いろいろな考えがまたアミーゴの頭の中を電子のスピードで駆け巡りました。「んん… なんて優しいんだ...ロボットに興味あるのかな。」

「ではレッスンに戻りましょう。内容は簡単な言葉で説明してあげるわ。」

「分かりました。」

「教授とリシの説明に付け加えたい点がいくつかあるの。」

「Java では、コマンドを書くだけじゃなくて、コードの中で直接そのコマンドにコメントを追加することができるの。コンパイラーはこのコメントを完全に無視するのよ。コメントはプログラムの実行から除外されるの。

「1 つ例を挙げてもらえますか?」

「そうね、いいわよ」

public class Home
{
    public static void main(String[] args)
    {
        /*
        ここで、画面上に 'アミーゴは最高' というフレーズを表示する
        */
        System.out.print("アミーゴ ");
        System.out.print("は ");
        System.out.print("最高 ");
        System.out.print("です");
    }
}

「ここで、画面上に 'アミーゴは最高' というフレーズを。。。」 っていうコメントが追加されているでしょ? コメントは (/*) というシンボルのペアで始まって、(*/) で終わるのよ。プログラムをコンパイルするとき、/**/ の間にあるものはすべてコンパイラーによって除外されるの。

「そこには何を書いてもいいってことですか?」

「そうよ。通常、コメントは理解しにくいコードの説明書きとして使われるわ。コメントによっては長い文字列になる場合もあるし、メソッドのコードが始まる前の箇所でその動作を説明する目的で書かれることがよくあるわ。」

「コメントを追加する方法はもう 1 つあるの。スラッシュ (//) を 2 本使うのよ。」

public class Home
{
    public static void main(String[] args)
    {
        System.out.print("アミーゴ ");
        System.out.print("は "); // これもコメント
        System.out.print("です");
    }
}

「このコードでは、// からその行の末尾までがコメントとしてみなされるのよ。つまり、'コメントを終了させる' スラッシュの 2 つ目のペアを使う必要がないということなの。

「ところで、中にはとても面白いコメントもあるのよ。」

// 私はこのコードの責任は負いません。無理やり書かされただけです。
// 将来の私へ。どうか私を許してね。
// 申し訳なくて仕方ないです。
// こんなコードをあともう 1 回でも見たら、もう仕事でノイローゼになる。
// この条件が満たされることがあれば、
// 報酬金について連絡ください。電話: xxx-xxx-xxx。
// メンテナンスの方へ
// このルーチンの '最適化' が済んで、
// それが本当におそまつなミスであることに気が付いたら、
// 次の人への警告として、下のカウンターを増やして
// ください:
// total_hours_wasted_here = 42
// このコードは、神と私だけが理解できる内容でした。
// でも、今は神にしか理解できない内容になってしまった。
// たまに、コメントがすべてコンパイラーに無視されているような気がする。
// 私は、このすべてのコード、そして私の仕事が世間に公開されるとき、
// 私と私たちの 3 人の子供たち、そして犬の面倒をみてくれる、
// 愛する嫁ダーリーンに感謝してこのコードを捧げます。
// 酔っぱらってるから、後でなおします
// これは魔法だから。そのままにしておいてね

「はは、こういったコメントは面白いですね。」

「今日はここまでよ。」

「短いレッスンだけど、楽しかったです。ありがとう、キム。」