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最初のコンテナ作成

Docker SELF
レベル 11 , レッスン 0
使用可能

1.1 コマンド docker run

Docker の最も重要なコマンドの一つが docker run だよ。これを使えば、既存の image を使って新しいコンテナを起動できるんだ。ちなみに、image はテンプレートで、コンテナはその具体的な実体って感じ(ちょうど OOP のクラスとオブジェクトみたい)。この講義では、docker run コマンドを使って最初のコンテナを作成・起動する方法を詳しく学んで、さらに複雑な使い方も見ていくよ。

docker run コマンド は Docker イメージからコンテナを作成して起動するためのものなんだ。このコマンドは最も頻繁に使われるコマンドの一つで、コンテナの動作をカスタマイズするためのたくさんのオプションがあるんだ。

基本的な docker run コマンドの構文:


docker run [OPTIONS] IMAGE [COMMAND] [ARG...]

ここで:

  • OPTIONS: コンテナの設定をカスタマイズするためのパラメータ(例えば、ポート、ボリューム、環境変数など)。
  • IMAGE: コンテナを作成するためのベースとなるイメージの名前。
  • COMMAND: コンテナ内で実行されるコマンド。
  • ARG...: コマンドへの引数。

docker run の簡単な使い方

まずは簡単な例から始めて、docker run コマンドの動作を理解しよう。

ターミナル


docker run hello-world

このコマンドは hello-world のイメージを Docker Hub から取得して(まだ取得されていない場合)、それを起動するよ。コンテナがイメージ内で実行されるコマンドを実行し、画面にメッセージを表示するんだ:

ターミナル


Hello from Docker!
This message shows that your installation appears to be working correctly.
...

1.2 パラメータ付きで実行

1. バックグラウンドでコンテナを実行する

デフォルトでは、コンテナはインタラクティブモードで実行され、その出力はターミナルに表示されます。でも、オプション-d (detached mode)を使えば、バックグラウンドでコンテナを実行できます。

ターミナル


docker run -d nginx 

このコマンドは、Nginxウェブサーバーをバックグラウンドで立ち上げます。DockerはコンテナIDを返しますが、それを使ってコンテナを管理できます。

2. コンテナに名前を付ける

コンテナを管理しやすくするために、パラメータ--nameを使ってコンテナに名前を付けることができます。

ターミナル


docker run -d --name my_nginx nginx 

これでコンテナの名前がmy_nginxになり、他のDockerコマンドで名前を指定して参照することができます。

3. コンテナの出力を見る

コンテナをコマンド付きで実行し、その結果をターミナルに表示することができます。この場合、-i (interactive)-t (pseudo-TTY)のパラメータを使います。

ターミナル


docker run -it ubuntu bash 

このコマンドは、ubuntuイメージをベースにしたコンテナを起動し、コンテナ内でBashインタラクティブターミナルを開きます。このターミナルで通常のUbuntuシステムのようにコマンドを実行できます。

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