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サービスの停止と削除

Docker SELF
レベル 15 , レッスン 4
使用可能

5.1 コマンド docker compose down

コマンド docker compose down は、docker compose up コマンドで生成されたすべてのリソースを停止し削除するために使用されるよ。これには、コンテナの停止、ネットワークとボリュームの削除(オプション指定された場合)、さらにイメージの削除(オプション)も含まれる。今回のレクチャーでは、docker compose down コマンドの使い方、主なパラメータ、ベストプラクティスについて詳しく見ていこう。

docker compose down コマンドの主な機能

  1. コンテナの停止: docker compose upを使って起動されたすべてのコンテナが停止される。
  2. コンテナの削除: 停止されたコンテナが削除される。
  3. ネットワークの削除: Docker Compose がコンテナ間のやり取りをサポートするために作成したネットワークが削除される。
  4. ボリュームの削除: オプションでコンテナが使用したボリュームを削除できる。
  5. イメージの削除: オプションでコンテナ作成に使用されたイメージを削除できる。

docker compose down コマンドの構文


docker compose down [options]

ここで:

  • [options]: コマンドの挙動をカスタマイズするための追加パラメータ。例:
    • --volumes: コンテナが使用したボリュームを削除。
    • --rmi all: プロジェクトに関連するすべてのイメージを削除。
    • --rmi local: レジストリからダウンロードされたものでないローカルイメージのみを削除。

5.2 コマンド docker compose down の例

docker compose down コマンドの使用例:

1. 全リソースの停止と削除

docker compose up コマンドで作成された全リソースを停止および削除するには、以下のコマンドを使用します:

ターミナル

docker compose down

2. ボリュームの削除

コンテナで使用されているボリュームを削除するには、--volumes オプションを追加します:

ターミナル

docker compose down --volumes

3. イメージの削除

コンテナ作成に使用されたイメージを削除するには、--rmi オプションと以下の値のいずれかを追加します:

  • all: プロジェクトで使用されたすべてのイメージを削除する。
  • local: ローカルでビルドされたイメージのみを削除する。
ターミナル

docker compose down --rmi all

5.3 コマンドのパラメータ docker compose down

docker compose down の便利なパラメータ:

1. パラメータ -v, --volumes

-v--volumes パラメータは、サービスによって作成・使用されたボリュームをすべて削除します。これを慎重に使用してください。削除すると、これらのボリュームに保存されているデータがすべて失われます。

ターミナル

docker compose down --volumes

2. パラメータ --rmi

--rmi パラメータは、コンテナの作成に使用されたイメージを削除します。次の値がサポートされています:

  • all: プロジェクトで使用されたすべてのイメージを削除します。
  • local: ローカルでビルドされたイメージのみを削除します。
ターミナル

docker compose down --rmi all

3. パラメータ --remove-orphans

--remove-orphans パラメータは、現在の compose.yaml ファイルで定義されていないが、以前の Docker Compose 実行で作成されたコンテナを削除します。

ターミナル

docker compose down --remove-orphans

5.4 実践的なアドバイス

1. --volumes パラメータの慎重な使用

--volumes オプションでボリュームを削除すると、これらのボリュームに保存されているすべてのデータが失われます。このオプションを使用する前に、本当にこれらのデータを削除したいか確認してください。

2. 不要なイメージのクリーンアップ

--rmi all パラメータを使用すると、すべてのイメージを削除してディスクスペースを空けるのに便利です。ただし、今後必要になる可能性があるイメージを削除しないように注意してください。

3. クリーンアップの自動化

docker compose down コマンドを自動化スクリプトやCI/CDパイプラインに組み込んで、テストやデプロイ後にリソースを自動的にクリーンアップすることができます。

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Docker Compose,  15 уровень,  4 лекция
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