CodeGym /コース /Python SELF JA /IT企業の構造

IT企業の構造

Python SELF JA
レベル 63 , レッスン 2
使用可能

4.1 プロダクト企業

IT業界には多くの会社があり、明確な境界はないんだよね。大手企業はたくさんのことを手掛けることが多くて、その中にはITであるものも、そうでないものもある。会社がIT系だとみなされるのは、主にIT製品から収益を得ている場合か、いくつかの主要で有名なIT製品を所有している場合なんだ。

面白いことに: アメリカではITは情報技術とは呼ばれずに、High Tech(ハイテク)と呼ばれているんだ。また、IT企業はそのままハイテク企業、もしくは短くテック企業とも呼ばれているんだよ。

ITの分野では、毎年多くの会社が現れては成長し、そして消えていく(正直なところ)。創業者たちの目標は、会社が消えてしまわずに十分に大きく成長し、その株が株式市場で取引されるようになることさ。なぜそれが必要かというと...

もし会社がIPOを実施したら(株式市場に上場したら)、創業者は株を売らなくても(そして大きな税金を払わなくても)、例えば株を担保にしてローンを組むこともできるし、社員に給与の一部を現金で、もう一部を株で支払うこともできる。

トップマネジメントに優れた業績に対して株で報酬を与えることもできるし、競合他社を株を使って買収することもできるんだ。危険だけどまだ小さい競合を吸収するのにとても効果的な方法だよ。

従業員が株を給与として受け取るのも、とても有益だよ。まずは、税金の節約になるし、何よりもすごくお金持ちになれる可能性があるんだ。

面白いことに: Facebookがサンフランシスコに初めてオフィスを移転したとき、マーク・ザッカーバーグは地元のストリートアーティストにオフィスをペイントしてもらうよう頼んだんだ。彼はその仕事に対して20,000ドルをもらうか、それと同額の株をもらうか選べたんだけど、今その株は2億ドルの価値になってるんだ!PS: 彼は株を選んだんだ。

4.2 現代のプロダクト

IT企業は投資家の資金で急成長しているんだ。投資家は企業が急成長するのを好むんだよ。「稼がなくてもいいから、とにかく成長しろ」©「1億ユーザーを獲得して、そこでどうやってお金を稼ぐか考えよう」って感じなんだ。

言われているのは、「人間 + テクノロジーで勝つ」「ビジネスマン + 投資で投資のないビジネスマンに勝つ」。重要なのは成長。ものすごく早い成長だよ。

4.3 現代の開発

企業は急成長しなければならず、プロダクトはユーザーを急速に獲得しなければならない。そしてチームは? チームは常にプロダクトに新しいフィーチャーを追加し続けなければいけないんだ。

50年前、ソフトウェア開発が始まったばかりの頃は、それは建設と同じように考えられていたんだ。最初に要件の評価の段階があり、その後に設計段階、そして開発、テスト、その後にやっとプロダクトはクライアントに渡される。開発開始から最初のクライアントまで5年かかることもあった。そして今はすべてが変わったんだ。

現代の開発は常に実験を行っているんだ。大手企業は常に新しいフィーチャーをテストしている。新しいバージョンのプロダクトは毎月、毎週、あるいは毎日リリースされているんだ。

面白いことに。フィーチャー(英語のFeatureから)— 新しい機能、よくは小さなもの。

Facebookは新しい「フィーチャー」を毎日数十回リリースして、そこを超えてるんだ。そして各フィーチャーは1%のユーザーに表示され、その上でユーザーの反応を自動で分析している。ユーザーがフィーチャーを気に入ったら、それを10%のユーザーに表示する、そしてそのようにしていくんだ。

もちろん、この新しいフィーチャーの追加のアプローチは、以前とは全く異なる開発のアプローチを必要とするんだ。

コメント
TO VIEW ALL COMMENTS OR TO MAKE A COMMENT,
GO TO FULL VERSION