5.1 開発者の1日の風景
プログラマーでいることは簡単で楽しいよ。Project Managerが仕事の整理を、Product Ownerがプロダクトのフィーチャーリストを管理してるし、Scrum Masterがミーティングを開くからね。全ての業務プロセスは最大限に定型化・標準化されているんだ。
朝、職場に来たら、お茶かコーヒーを入れてパソコンの前に座る。共有チャットを開いて、緊急メッセージや欠勤者がいないか確認して、問題なければ仕事に取り掛かるんだ。
JIRAを開き、チームの全タスクのリストを見る:プロジェクトのバックログと現在のスプリントのバックログ。タスクはScrum Master/TeamLeadかProductOwnerによって優先度順に並んでいるよ。
一番上のタスクを取る—最も優先度の高いものに取り組むんだ。それをIn Progressステータスに変更する必要がある。これは数クリックでできるよ。さあ、時間が始まった。
タスクの説明には通常追加情報やドキュメントへのリンクが付いている。タスクにはすべて必要な情報が含まれているはずだ。それを行うために必要な情報の提供は、マネージャーの仕事だよ。
もし問題があれば、タスクをマネージャーに再アサインして、コメント欄に質問や不足している情報を書いておくことができるよ。
5.2 コードを書く
タスクの説明を読み、何をするべきかがわかったなら素晴らしい、仕事を始めよう。CodeGymでの学習経験やチームでの作業経験がここで役立つよ。
次のフィーチャーが完成し、それに確信を持てたら、コードをGitにプッシュする必要がある。これはIDEから数クリックで行うことができる。君の場合はPyCharmからだ。まず、自分のローカルリポジトリにコードをコミットしてから、中央のGitリポジトリにプッシュするんだ。
多くの場合、最後の操作はPull Requestを介して行われる。Gitを通じてチームリーダーにコードレビューのリクエストを送るんだ。コードが完璧で問題がなければ、チームリーダーは君のPull Requestを承認し、それがGitのメインの作業ブランチにマージされるよ。
重要! タスクのやり方がわからない場合は黙って座っていてはいけない。そんな状況はよくあるし、多くの新人(だけでなく経験者でも)をよく間違った方向に導いてしまう。覚えておいて、 2時間経ってもタスクのやり方がわからない場合は、マネージャーに報告する必要があるんだ。
また、チームリーダーに「これはできない」と言いに行くべきではないんだ。特にチームリーダー自身が「それは可能だ」と知っていて、何度も類似のことをやったことがある場合には、非常にイライラさせてしまうフレーズだよ。
やり方がわからないなら、こう言ってみて:「これをどうやってするかを理解しようと2時間/2日費やしたけど、うまくいかない」と。チームリーダーはどの方向でググるべきか教えてくれるよ。
現代のプロダクト開発の風景をざっくりと見てきたね。コードを書くことは全体の仕事のほんの一部に過ぎないけれど、落ち着いて仕事ができるように全て組織されているんだ。だからPythonの学習に進んで— プログラマーとしての仕事がきっと気に入るよ。
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