10.1 Treads & Variables
break point
でプログラムを停止したり、ステップ実行している時、現在のプログラムの位置でわかっている変数の値を毎回確認できます。
じゃあ、100から109までの数で10要素の配列を作るプログラムを書いてみよう。
例:
PyCharmのインテリジェントシステムはコードの上に重要な変数の値を表示してくれるんだ。ここではリスト変数data
がそれだよ。
そして、スクリーンショットの下部にはThreads & Variables
タブが開かれていて(Console
じゃなくてね)、そこに現在のプログラムの場所でわかっているすべての変数(とその値)が表示されてるよ。
F8を10回押すと、(ループのヘッダに1回、ループのボディに1回で)ループが5周進む。すると、こんな結果になるんだ:
10回中5回のループが実行されて、配列data
にはすでに5つの値があるのがわかるね:100, 101, 102, 103, 104。
ちなみに、変数パネルに注目してみると、他にもいくつか便利な変数があるのが見えるんだ:
10.2 変数の値の変更
特定の変数の値でプログラムがどう動くかテストしたい場合は、プログラムが動いている間に(デバッグモードで)変数の値を変更することができるよ。
それには、変数名を右クリックするかF2を押してね:
新しい変数の値を入力してEnterを押すだけでいいんだよ:
またはこんな感じ:
Enterを押すと、ほら、プログラムは新しい変数の値を使うようになるよ。
デバッグ中に変数の値を変えることで、プログラムの異なるシナリオをテストすることができるんだ。これは特に複雑なロジックを扱うときに便利だよ。
10.3 コードの一部を実行する
プログラムの途中で、任意のコードを実行することもできるんだよ。これはAlt+F8(Option+F8)キーの組み合わせか、コンテキストメニューから行えるね:
するとスペシャルウィンドウが出てきてね、そこに任意のコードを書けるし、プログラムの現在の実行時点でわかっている変数を使うこともできる。
どんなメソッドも呼び出せるんだ:たとえば、プログラムを止めずに何かテキストをスクリーンに表示させることもできるよ! 例:
もしかしたら、今学んだのはPyCharmの可能性の5%かもしれないね。習得したら、残りについて話そう。
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