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「次へ」リンクを使ったデータ収集

Python SELF JA
レベル 34 , レッスン 1
使用可能

1. ページネーションの概要

必要なデータが1ページに収まっているとは限らないよね?多くの場合、データはたくさんのページに散らばっていたり、サイト全体に分散していることがある。だから、自動化に挑む最初の試練が「データの分割=ページネーション(pagination)」だったりするんだ。データをページごとに収集する作業は、まさにpaginationの醍醐味だよ。

そう、ページネーションというのは、Google検索で次の結果ページを待つ時だけじゃない。ウェブスクレイパーが「どうやって自動化すればいいかな?」と頭を抱える瞬間でもあるんだ。

ページネーションとは、サイト上のデータを整理して、長すぎるページを避けるための方法なんだ。代わりに、データを複数のページに分割して、「次へ」や「次のページ」みたいなリンクを追加してページを切り替えるようにする。ウェブスクレイパーとして働く時、データが「5ページ目に隠れてました」と言ってボスに怒られるのは避けたいよね?だからこのコンセプトは重要だよ。

2. 複数ページのデータをスクレイプする際の問題

最初に直面する問題の1つは、直感的で予測可能なURLが存在しないこと。一部のサイトでは、ページを切り替える時にURLが大きく変わらないことがあって、これが自動化を非常に難しくするんだ。たとえば、page=1, page=2みたいに分かりやすい形式ではなく、x=abc, x=defみたいなパターンで規則性がない場合もある。

次の問題はボット対策。一部のサイトでは、1つのIPアドレスからのリクエスト数を積極的に監視しているんだ。もしリクエストが多すぎると判断されたら、一時的(または永久的)にブロックされることもあるよ。

でも心配しないで、これらの問題を乗り越える方法を学べばプロのスクレイパーになれるよ!

3. ページネーションの攻略

テクニックと戦略

  1. URL構造の分析: 通常、ページ番号を示すパラメータがURLに含まれていることが多いよ。例えば?page=2とか。こんなURLを見つけたら、おめでとう!ページネーションを攻略するための金のテンプレートを発見したね!
  2. "次へ"リンクの探索: 時にはURLが予測できない場合もあるんだ。そんな時はページ内の「次へ」や「次のページ」のリンクを探して、それを辿る必要があるよ。
  3. AJAXリクエストの利用: 一部のサイトでは、ページのリロードなしでAJAXを使ってデータを取得している場合がある。この場合、そのリクエストをキャッチして再現する必要があるよ。

さぁ、実践に移ろう!

ページネーションを攻略してデータを収集するスクリプトの例

次に、スクリプトの例を見てみよう:

Python

import requests
from bs4 import BeautifulSoup

# ページからデータを取得する関数
def get_data_from_page(url):
    response = requests.get(url)
    if response.status_code == 200:
        soup = BeautifulSoup(response.text, 'html.parser')
        # ここでsoupからデータを抽出する - 例
        data = soup.find_all('div', class_='data-class')
        for item in data:
            print(item.text)  # データを表示または保存する
    else:
        print(f"ページを取得できませんでした: {url}")

# ページネーションを攻略するメインロジック
def scrape_all_pages(start_url):
    current_url = start_url
    while current_url:
        get_data_from_page(current_url)
        soup = BeautifulSoup(requests.get(current_url).text, 'html.parser')
        # 「次へ」リンクを探す
        next_button = soup.find('a', text='次へ')
        if next_button:
            current_url = next_button['href']
        else:
            current_url = None

# 最初のページからスクレイピングを開始
start_url = 'http://example.com/page=1'
scrape_all_pages(start_url)

これはページネーションの基本的な動作を示した例だよ。このスクリプトを自分が対象とするサイトの構造に合わせてカスタマイズする必要があるよ。

セッション管理とuser-agentの利用

サイトへ多くのリクエストを送る時は、セッションを使ったりuser-agentを変えたりすることでブロックされるリスクを減らすことができるよ。

Python

headers = {
'User-Agent': 'Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/58.0.3029.110 Safari/537.3'}

session = requests.Session()
session.headers.update(headers)

response = session.get('http://example.com')

この構成を使うと、空のヘッダーでリクエストを送るよりも、ブラウザをエミュレートする信頼性が向上するよ。

4. 実践的な実装

さぁ、基本を学んだところで、少し複雑なケースを考えてみよう。リンクが予測不能なパラメータを含んでいて、AJAXを使ってデータを取得する必要がある場合を見てみよう。

AJAXを使った実装

時にはデータがメインページにロードされず、AJAXを通じて読み込まれることがある。サイトがそのような動作をしている場合、ブラウザのネットワークデバッグツールを使ってバックグラウンドでどのリクエストが送信されているかを確認しよう。その後、これらのリクエストをPythonで再現するんだ。

Python

# AJAX呼び出しの例
ajax_url = 'http://example.com/ajax_endpoint'

params = {
'some_param': 'value',  # 必要に応じたリクエストパラメータ
'page': 1
}

while True:
response = session.get(ajax_url, params=params)
data = response.json()
if not data['has_more']:
break
# データを処理
for item in data['items']:
print(item)
params['page'] += 1  # 次のページに進む

この方法は、リクエストとレスポンスを詳しく分析して、ブラウザでデータのロードがどのように処理されているかを理解した上で役に立つよ。

今日の講義では、ページネーションという魅力的で時には厄介な世界に踏み込んだね。このスキルを身につければ、自信を持ってサイト上のデータを効率よく収集できるようになるよ。ウェブスクレイピングでも人生でも、重要なのは一貫性と粘り強さだよね。20ページ目に隠された宝物が何かを知るのはあなた次第だ!

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