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SELECTを使う時によくあるミス

SQL SELF
レベル 3 , レッスン 3
使用可能

他のプログラミング分野と同じように、SELECTを使うときもミスは避けられないよ。SQLに慣れてる人でも、クエリにバグが入ることはある。今日はSELECTでよくやるミス、その原因とどうやって避けるかを見ていこう。

SQLはシンタックスにめっちゃ厳しい言語。カンマの抜けや余計なカンマ、オペレーターの抜けや単語の順番ミスとか、すぐにDBが「赤信号」出してくる。

キーワードの抜け

一番ありがちなミスは、必須のキーワードをうっかり忘れること。例えば、次のコマンドを実行してみよう:

SELECT name age FROM students;

なんか足りないよね?ここではnameageの間のキーワード,が抜けてる。直すとこう:

SELECT name, age FROM students;

こういうミスの理由は簡単。まだクエリの書き方を覚えてる途中だったり、単に急いでるだけ。SQLは焦り厳禁!

カラム名やテーブル名のミス

SQLコマンドはカラム名やテーブル名が正しいかどうかに敏感。こんなクエリを試してみよう:

SELECT naem, agge FROM studnts;

DBからしたら意味不明:naemaggeカラムもstudntsテーブルも存在しない。直すとこう:

SELECT name, age FROM students;

アドバイス:名前に自信がないときは、psql\d table_nameコマンドやpgAdminのインターフェースでテーブル構造を確認しよう。

クォートの忘れ

スペースや特殊文字を含むカラム名やテーブル名は、ダブルクォートで囲む必要がある。例:

SELECT "first name", age FROM students;

クォートを忘れると、SQLは何を言いたいのか分からなくてエラーになるよ。

ロジックミス:動くけど思った通りじゃない時

たまにクエリは成功するけど、結果が「なんか変」ってことがある。これがロジックミス。DBは何も言ってくれないから、余計に厄介。

  1. 比較オペレーターの使い方ミス。例えば、18歳より上の学生を選びたいとき:
SELECT * FROM students WHERE age > 18;

今度は別のオペレーターで:

SELECT * FROM students WHERE age = 18;

このクエリはちょうど18歳の人だけ返す。もし18歳より上も含めたかったら、これはロジックミスだね。

アドバイス:こういう細かいとこはちゃんと確認しよう。迷ったら、まずはLIMITで小さいデータから始めてみて。

条件の組み合わせミス

こんな例を見てみよう:

SELECT * FROM students WHERE age > 18 OR grade = 'A' AND city = 'New York';

このクエリ、意外とニューヨーク以外の学生も返しちゃう。なぜ?SQLはANDを先に、次にORを処理するから。カッコを使って書き直すと:

SELECT * FROM students WHERE (age > 18 OR grade = 'A') AND city = 'New York';

これでバッチリ。

フィルター忘れ

たまにSELECT * FROM students;みたいなクエリで大量のデータが返ってきて、「本当は特定の都市の学生だけ欲しかったのに」ってなる。解決策?WHEREでフィルターを追加しよう:

SELECT * FROM students WHERE city = 'New York';

パフォーマンスの問題

大量のデータを扱うクエリでは、最適化が超重要。パフォーマンスを落とす典型的なミスを見てみよう。

SELECT *みたいなクエリは開発中は便利だけど、実際の運用ではパフォーマンスに悪影響。必要なカラムだけ指定しよう。

-- ダメな例:
SELECT * FROM students;

-- いい例:
SELECT name, age FROM students;

なぜ大事か?SELECT *全部のカラムを取ってきちゃうから、使わないデータまで送られてくる。

実践アドバイス:ミスを避けるには

SQLクエリをもっと信頼できるものにするには、いくつかのコツがあるよ:

  • 実行前にシンタックスをチェック。IDEやpgAdminのヒントを使えば、事前にミスを指摘してくれる。
  • まずは小さいデータで試すLIMIT 5LIMIT 10を付けて確認しよう。
  • コメントを使うと、クエリの意味が分かりやすい:
    -- 18歳より上の学生を取得
    SELECT name, age FROM students WHERE age > 18;
    
  • いろんなデータでテストして、ロジックが正しいか確認しよう。
  • SELECT *の多用はNG。特に大きいテーブルでは注意。

面接での罠

SQL面接でよく出る問題の一つは、クエリのミスを見つけること。例えば:

SELECT name FROM employees WHERE salary > 50000 ORDER BY department;

自分に聞いてみて:このクエリはロジック的に正しい?ORDER BYを使うなら、たぶん給料でソートしたいはず:

SELECT name FROM employees WHERE salary > 50000 ORDER BY salary DESC;

SELECTを使うのはSQLの基本で、最初はミスも多い。でも慣れてくれば、メッセージ打つみたいにクエリもサクサク書けるようになるよ。だって本物のプログラマーは猫だけじゃなく、DBでも練習するからね。😉

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アンケート/クイズ
データのソート、レベル 3、レッスン 3
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