他のプログラミング分野と同じように、SELECTを使うときもミスは避けられないよ。SQLに慣れてる人でも、クエリにバグが入ることはある。今日はSELECTでよくやるミス、その原因とどうやって避けるかを見ていこう。
SQLはシンタックスにめっちゃ厳しい言語。カンマの抜けや余計なカンマ、オペレーターの抜けや単語の順番ミスとか、すぐにDBが「赤信号」出してくる。
キーワードの抜け
一番ありがちなミスは、必須のキーワードをうっかり忘れること。例えば、次のコマンドを実行してみよう:
SELECT name age FROM students;
なんか足りないよね?ここではnameとageの間のキーワード,が抜けてる。直すとこう:
SELECT name, age FROM students;
こういうミスの理由は簡単。まだクエリの書き方を覚えてる途中だったり、単に急いでるだけ。SQLは焦り厳禁!
カラム名やテーブル名のミス
SQLコマンドはカラム名やテーブル名が正しいかどうかに敏感。こんなクエリを試してみよう:
SELECT naem, agge FROM studnts;
DBからしたら意味不明:naemやaggeカラムもstudntsテーブルも存在しない。直すとこう:
SELECT name, age FROM students;
アドバイス:名前に自信がないときは、psqlの\d table_nameコマンドやpgAdminのインターフェースでテーブル構造を確認しよう。
クォートの忘れ
スペースや特殊文字を含むカラム名やテーブル名は、ダブルクォートで囲む必要がある。例:
SELECT "first name", age FROM students;
クォートを忘れると、SQLは何を言いたいのか分からなくてエラーになるよ。
ロジックミス:動くけど思った通りじゃない時
たまにクエリは成功するけど、結果が「なんか変」ってことがある。これがロジックミス。DBは何も言ってくれないから、余計に厄介。
- 比較オペレーターの使い方ミス。例えば、18歳より上の学生を選びたいとき:
SELECT * FROM students WHERE age > 18;
今度は別のオペレーターで:
SELECT * FROM students WHERE age = 18;
このクエリはちょうど18歳の人だけ返す。もし18歳より上も含めたかったら、これはロジックミスだね。
アドバイス:こういう細かいとこはちゃんと確認しよう。迷ったら、まずはLIMITで小さいデータから始めてみて。
条件の組み合わせミス
こんな例を見てみよう:
SELECT * FROM students WHERE age > 18 OR grade = 'A' AND city = 'New York';
このクエリ、意外とニューヨーク以外の学生も返しちゃう。なぜ?SQLはANDを先に、次にORを処理するから。カッコを使って書き直すと:
SELECT * FROM students WHERE (age > 18 OR grade = 'A') AND city = 'New York';
これでバッチリ。
フィルター忘れ
たまにSELECT * FROM students;みたいなクエリで大量のデータが返ってきて、「本当は特定の都市の学生だけ欲しかったのに」ってなる。解決策?WHEREでフィルターを追加しよう:
SELECT * FROM students WHERE city = 'New York';
パフォーマンスの問題
大量のデータを扱うクエリでは、最適化が超重要。パフォーマンスを落とす典型的なミスを見てみよう。
SELECT *みたいなクエリは開発中は便利だけど、実際の運用ではパフォーマンスに悪影響。必要なカラムだけ指定しよう。
-- ダメな例:
SELECT * FROM students;
-- いい例:
SELECT name, age FROM students;
なぜ大事か?SELECT *は全部のカラムを取ってきちゃうから、使わないデータまで送られてくる。
実践アドバイス:ミスを避けるには
SQLクエリをもっと信頼できるものにするには、いくつかのコツがあるよ:
- 実行前にシンタックスをチェック。IDEや
pgAdminのヒントを使えば、事前にミスを指摘してくれる。 - まずは小さいデータで試す。
LIMIT 5やLIMIT 10を付けて確認しよう。 - コメントを使うと、クエリの意味が分かりやすい:
-- 18歳より上の学生を取得 SELECT name, age FROM students WHERE age > 18; - いろんなデータでテストして、ロジックが正しいか確認しよう。
SELECT *の多用はNG。特に大きいテーブルでは注意。
面接での罠
SQL面接でよく出る問題の一つは、クエリのミスを見つけること。例えば:
SELECT name FROM employees WHERE salary > 50000 ORDER BY department;
自分に聞いてみて:このクエリはロジック的に正しい?ORDER BYを使うなら、たぶん給料でソートしたいはず:
SELECT name FROM employees WHERE salary > 50000 ORDER BY salary DESC;
SELECTを使うのはSQLの基本で、最初はミスも多い。でも慣れてくれば、メッセージ打つみたいにクエリもサクサク書けるようになるよ。だって本物のプログラマーは猫だけじゃなく、DBでも練習するからね。😉
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